(4)シンガポール情報化事情調査【シンガポール政府国家コンピュータ庁】

-調査結果-
シンガポール情報化事情調査
●シンガポール政府国家コンピュータ庁
訪問先: シンガポール政府国家コンピュータ庁
  National Computer
Board 75,

Science Park Draive, #02-06/11 Cintech II Bldg.

Singapore 118255

Tel: +65-772-0990
対応者:

Mr.David Chan ほか

 シンガポール政府通商産業省傘下の法定機関であり、中核的官庁の一つ。
 シンガポールの経済競争力の強化と生活水準向上のため、情報技術の広範囲な開拓により情報化時代におけるシンガポールの優位性を高めていくことを目的として設立。
 シンガポールの国家的情報化戦略「IT2000」「シンガポール・ワン」を推進中。
 1999年末までにNCBとTAS:電気通信公社「Telecommunication Authority of Singapore」)を統合し、新しい法定機関として、シンガポールのITの育成・開発、そして電気通信産業に係る権限を担うこととなる。

・IT2000マスタープランやシンガポール・ワンの実際の取り組みについてホームページを見ながらて説明を受けた。

▼質疑応答

Q:

急速かつ壮大な情報化促進計画においての苦労している点は?
A: 学校では教員に教え込むことに苦労した。電力の問題も発生し、発電器を学校に設置したケースがある。コンテンツのメンテナンスに多くの人を必要とすることにもなり困っている。
   

Q:

コンテンツの維持はどこが主に出資しているのか。
A: 政府として50?70%を2?3年かけて政府が出資している。
   

Q:

英語教育の問題は日本独特の問題とも感じるが、シンガポールでは、英語以外のホームページを作製する必要がでているのではないか。
A: 中国語などもあるが、広く全国民に対して見てもらうとなると英語が中心である。英語教育は徹底している。

前の記事

平成7年度事業実績