2007年1月26日 / 最終更新日 : 2007年1月26日 webmaster-git-sv2 2006 (4)サプライチェーン・マネジメント(SCM)の現状について【John Panagulias氏の発表】 サプライチェーン・マネジメント(SCM)の現状について John Panagulias氏の発表 「Supply Chain Management」 説明者:Mr. John Panagulias (Market Development, ERP/Supply Chain) ▼講演内容 ● SCMの概要 ・ サプライヤーからカスタマーまでのバリューチェーン全体を指す。 ・ プランニングの期間、納期が短縮されるという効果がある。 ● ERPとの関係 ・ 過去10?15年間は事業部ごとの情報システムが利用されてきた。これはERP、SCMへと変わっていこうとしている。 ・ サプライヤーとのネットワークも競争になってきた。 ・ SCMの時代は、新しいソフトで予測、受発注管理等のシステムが付加価値としてつく ● サンのSCMビジョン ・ 統合されたグローバルなサプライチェーンを利用 ・ 受発注処理の効率化、お客さんにあわせたカスタマイズをするためには、サンの資産の活用、テコ入れが必要になる。また、競合他社との競争の中で、ビジネスを変革しないといけないプレッシャーもかかってきている。 ・ 在庫管理から出荷管理までの方法をSCMを使って新しく改革している。デルコンピュータがよいモデルである。 ・ 2002年までの目標値 →配送センターの数を減らす →納期を平均25%短縮する →オーダーの細分化を図り、全体の70%程度を詳細にしていく →予測のアプリケーションを改善し、リアルタイム生産を目指す。 在庫回転率50%の改善を目指し、在庫依存型の体質を改める。 ・ サンのパートナー企業はi2(世界最大のSCM企業)である。(テキサスインスツルメント、モトローラなどの成功例) ● 効果測定等 ・ サプライチェーンのプランニング、顧客満足度、受発注処理の回数で判断する