(4)サプライチェーン・マネジメント(SCM)の現状について【John Panagulias氏の発表】

サプライチェーン・マネジメント(SCM)の現状について
John Panagulias氏の発表
「Supply Chain Management」

Mr. John Panagulias

説明者:Mr. John Panagulias

(Market Development, ERP/Supply Chain)

▼講演内容
SCMの概要
 
サプライヤーからカスタマーまでのバリューチェーン全体を指す。
プランニングの期間、納期が短縮されるという効果がある。
   
ERPとの関係
 
過去10?15年間は事業部ごとの情報システムが利用されてきた。これはERP、SCMへと変わっていこうとしている。
サプライヤーとのネットワークも競争になってきた。
SCMの時代は、新しいソフトで予測、受発注管理等のシステムが付加価値としてつく
   
サンのSCMビジョン
 
統合されたグローバルなサプライチェーンを利用
受発注処理の効率化、お客さんにあわせたカスタマイズをするためには、サンの資産の活用、テコ入れが必要になる。また、競合他社との競争の中で、ビジネスを変革しないといけないプレッシャーもかかってきている。
在庫管理から出荷管理までの方法をSCMを使って新しく改革している。デルコンピュータがよいモデルである。
2002年までの目標値
→配送センターの数を減らす
→納期を平均25%短縮する
→オーダーの細分化を図り、全体の70%程度を詳細にしていく
→予測のアプリケーションを改善し、リアルタイム生産を目指す。
 在庫回転率50%の改善を目指し、在庫依存型の体質を改める。
サンのパートナー企業はi2(世界最大のSCM企業)である。(テキサスインスツルメント、モトローラなどの成功例)
   
効果測定等
 
サプライチェーンのプランニング、顧客満足度、受発注処理の回数で判断する

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