平成19年度情報化月間地方講演会 「Web2.0の現状と動向セミナー」

 11月1日(木)にソフトピアジャパンセンタービル「セミナーホール」にて、「Web2.0の現状と動向」と題しまして、情報化による生産性の向上や競争力強化の政府の取り組みについての講演や、Web2.0時代の新しい開発技法について講演・パネルディスカッションを行いました。
 経済産業省より大企業に比べ中小企業は費用対効果が明確でない限りIT投資を控える傾向にあるとし、戦略的IT投資を促進する為に数々の支援策を紹介頂きました。ソフトピアジャパンが事務局運営している「中部IT経営応援隊」も、その中の一つです。また、安価で中小企業にも導入可能なSaaSについて紹介頂きました。
 講演2では、NTTデータの藤原様をお迎えし、軽量プログラミング言語(LL)や、Ruby on Rails等の既存フレームワークを組み合わせた「Scaracsh」の紹介を交えて、サーバマッシュアップの活用例、課題などについてお話し頂きました。
 パネルディスカッションでは、Mash up award 3rd の主催者である、リクルートの川崎様、Mash up award 3rd の最優秀賞を受賞されました直鳥様、じゃらん賞・リクルート進学ネット賞をダブル受賞されました松永様、慶應義塾大学 助教の牧様にお越し頂き、ソフトピアジャパンの理事長の熊坂を交え、Web2.0時代の新サービスの可能性を「Mash up」の視点からお話し頂きました。
 参加者数は151名と、大変沢山の方々にお越し頂き、また、参加者からは「面白いセミナーだった」「最優秀作品は直ぐに使えそう」等、大変高評でした。

【会 場】 ソフトピアジャパンセンタービル セミナーホール
【日 程】
13:30?13:45 主催者挨拶
13:45?14:45 講演1
テーマ ITを活用した企業の生産性向上、競争力強化を促進するための政府の取組み
講 師 経済産業省 商務情報政策局
  情報化人材室長 夏目 健夫 氏
     [概要]  中小企業におけるIT投資の現状と、戦略的IT投資を促進するための政府の取り組みについて。
14:45?15:45 講演2
テーマ Web2.0の現状と新しい開発スタイル
講 師 (株)NTTデータ 基盤システム事業部 藤原 仁 氏
     [概要]  軽量プログラミング言語(LL)や、Ruby on Rails 等既存フレームワークを組み合わせた「Scaracsh」の紹介を交えて、サーバマッシュアップの活用例、仮題について。
16:00?17:15 パネルディスカッション
テーマ Mash up Award 受賞者による開発事例紹介と新サービスの可能性
パネリスト ・(株)リクルート メディアテクノロジーラボ 川崎 有亮 氏
・Mash up Award 3rd 受賞者
○最優秀賞 直鳥 裕樹 氏
○じゃらん賞・リクルート進学ネット賞 松永 和男 氏
・慶應義塾大学 環境情報学部
  政策・メディア研究科 助教 牧 兼充 氏
コーディネーター ・財団法人ソフトピアジャパン 理事長
  慶應義塾大学 環境情報学部 教授 熊坂 賢次 氏
     [概要]  『Mash up』の視点からWeb2.0時代の新サービスの可能性について。
【参加者数】 151名
17:30? 交流会
主催者挨拶 講演1風景
講演2風景 パネルディスカッション風景
交流会風景